読書日記(2011年1月分) [読書日記]

今年は年始の目標にも書きましたが、読書だけではなく東京近郊の散策や
英会話の勉強なども楽しんで行きたいと思っています。
とはいえ、本を読むという事自体にも新たな目標を設定することにしました。

ここ5,6年、本を結構な冊数読んできましたが、なぜか歴史小説を敬遠していました。
学生時代、教科でも社会・歴史が好きではなかったのと、昔の独特の言い回し表現、
これらを理由にただ避けていたように思います。
でも、これだけ歴史小が注目されているのに、もったいないのではないかと思い、
チャレンジしてみる事にしました。

2011年1月に読んだ本は以下の通りです。

2011/01/01~2011/01/02 カレンダーボーイ 小路幸也さん著 ポプラ文庫 ¥680
2011/01/02~2011/01/04 冬の喝采(上) 黒木亮さん著 講談社文庫 ¥648
2011/01/02~2011/01/22 「最強のサービス」の教科書 内藤耕さん著 講談社現代文庫 ¥720
2011/01/04~2011/01/04 冬の喝采(下) 黒木亮さん著 講談社文庫 ¥600
2011/01/04~2011/01/09 太陽のあくび 有間カオルさん著 メディアワークス文庫 ¥590
2011/01/04~2011/01/04 恋愛寫真 市川拓司さん著 小学館文庫 ¥571
2011/01/04~2011/01/17 聖母 仙川環さん著 徳間文庫 ¥629
2011/01/04~2011/01/10 めたもる。 日比生典成さん著 メディアワークス文庫 ¥550
2011/01/05~2011/01/05 ハイドラの告白 柴村仁さん著 メディアワークス文庫 ¥570
2011/01/06~2011/01/08 輝く夜 百田尚樹さん著 講談社文庫 ¥476
2011/01/06~2011/01/09 鳥取砂丘の青い風 吉村達也さん著 実業之日本社文庫 ¥619
2011/01/10~2011/01/11 こっちへお入り 平安寿子さん著 祥伝社文庫 ¥619
2011/01/10~2011/01/13 仕事の9割は「依頼術」で決まる 深澤真紀さん著 双葉新書 ¥800
2011/01/13~2011/01/17 メイン・ディッシュ 北森鴻さん著 集英社文庫 ¥629
2011/01/14~2011/01/15 のぼうの城 上 和田竜さん著 小学館文庫 ¥457
2011/01/15~2011/01/16 のぼうの城 下 和田竜さん著 小学館文庫 ¥457
2011/01/16~2011/01/17 とける、とろける 唯川恵さん著 新潮文庫 ¥438
2011/01/16~2011/01/31 就活革命 辻太一朗さん著 NHK出版生活人新書 ¥700
2011/01/17~2011/01/20 PINK 柴田よしきさん著 文春文庫 ¥667
2011/01/17~2011/01/18 若さを伸ばすストレッチ 伊藤マモルさん著 平凡社新書 ¥720
2011/01/17~2011/01/19 配達あかずきん 大崎梢さん著 創元推理文庫 ¥620
2011/01/19~2011/01/24 冷ややかな肌 明野照葉さん著 中公文庫 ¥629
2011/01/19~2011/01/26 神様のパラドックス㊤ 機本伸司さん著 ハルキ文庫 ¥667
2011/01/20~2011/01/20 幸せのある場所 道端ジェシカさん著 小学館 ¥1,500
2011/01/26~2011/01/27 神様のパラドックス㊤ 機本伸司さん著 ハルキ文庫 ¥667

1月のお勧めの本は、次の通りです。

❐冬の喝采(上)(下)
マラソンや駅伝の時などに解説でテレビでみる瀬古さんが、早稲田の学生だった時代の
内容です。箱根駅伝が舞台の本なのですが、著者自体も駅伝に出ており自伝的小説と
なっています。
2011年の箱根駅伝を見ながら読んでいた事もあり、今の選手たちへの応援の気持ちも
高まりました。

冬の喝采(上) (講談社文庫)

冬の喝采(上) (講談社文庫)

  • 作者: 黒木 亮
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/12/15
  • メディア: 文庫



冬の喝采(下) (講談社文庫)

冬の喝采(下) (講談社文庫)

  • 作者: 黒木 亮
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/12/15
  • メディア: 文庫



❐鳥取砂丘の青い風
価値観の相違による離婚危機をかかえ、なおかつタイミングが悪い事に会社をリストラされてしまう
メタボな男性が主人公の物語です。
彼は電車の中でも特に各駅停車の電車にこだわりがあります。
時間が出来た事と家族に対する悩みを整理するために、各駅電車の旅をするのですが、
そこで出会った人との関わり合いや、彼が取った行動が読んでいる人の心を優しくさせる、
そんな感じの本です。

鳥取砂丘の青い風 (実業之日本社文庫)

鳥取砂丘の青い風 (実業之日本社文庫)

  • 作者: 吉村 達也
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2010/11/05
  • メディア: 文庫



❐こっちへお入り
普段が何気なく過ぎていき、こんな状況でいいのかなぁと何気なく不安に思っている
どこにでも居そうな普通のOLの物語です。
彼女は友人に誘われて、カルチャー教室の落語の発表会を聴きに行ったのを機に
落語にのめり込んでいきます。
物事の見方や考え方も、落語を学んでいる事によって変わっていきます。
彼女の落語へののめり込み方や、落語によって変わっていく視点や気持ちの変化が
共感を持てました。

こっちへお入り (祥伝社文庫)

こっちへお入り (祥伝社文庫)

  • 作者: 平 安寿子
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2010/12/09
  • メディア: 文庫



❐仕事の9割は「依頼術」で決まる
主に仕事で普段おこなっている事の棚卸になればと思い、買った本です。
「自分のためにも、他人を思いやった行動をとった方が楽」これは、その通りだと思います。
そのためのアドバイスが書かれていますが、当たり前の事だけど、でも気をつけなければと
思う事も結構あって良かったです。

仕事の9割は「依頼術」で決まる (双葉新書)

仕事の9割は「依頼術」で決まる (双葉新書)

  • 作者: 深澤 真紀
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2010/11/17
  • メディア: 新書



❐のぼうの城 上下
私が自分の意思で買った初めての歴史小説です。
映画になるだけあって、エンターテイメント性もあって非常に読みやすかったです。
でも、もともと歴史が好きな方や歴史小説が好きな方が読むと物足りなさを感じるかも
しれないとなんとなく思いました。歴史小説初心者向けの本かもしれません。
人物描写も、愛らしい人々が沢山出てきます。歴史が苦手なので若干勉強している感があり、
他の本に比べると読むのに時間がかかりましたが、今後も歴史小説を読もうと思わせて
くれたので、ありがたく思います。
また、この本の主人公に関して、主観的目線で全く書かれておらず、敵味方双方の他人目線で
書かれているのが良かったように思います。

のぼうの城 上 (小学館文庫)

のぼうの城 上 (小学館文庫)

  • 作者: 和田 竜
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/10/06
  • メディア: 文庫



のぼうの城 下 (小学館文庫)

のぼうの城 下 (小学館文庫)

  • 作者: 和田 竜
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/10/06
  • メディア: 文庫



❐PINK
阪神・淡路大震災後の神戸を舞台にした小説です。
神戸の「喪失と再生」を描いているだけでなく、そこに住んでいた人々の「喪失と再生」が
テーマになっています。
この小説の主人公は震災で愛する人を失います。そして、その後に自分にも通常では
あり得ない災難がふりかかります。
そんな主人公が愛情や依存の対象を失う「対象喪失」から「失われた対象の再発見」までを
描いているので、自分だったらどんなに苦しいのかとかどうなってしまうのか等を
考えてしまいました。

PINK (文春文庫)

PINK (文春文庫)

  • 作者: 柴田 よしき
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/09/04
  • メディア: 文庫



❐配達あかずきん
駅そばにあるビルの中にある本屋さんが舞台になった小説です。
本屋さんで起こりそうなエピソード(トラブル)などを解決していく小説です。
本好きとしては非常に読みやすい本ですし、微笑ましい気持ちで読みました。
この小説に出てくるような店員さんがいたら仲良くしたいなぁと思いました。

配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)

配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)

  • 作者: 大崎 梢
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2009/03/20
  • メディア: 文庫



❐幸せのある場所
自分で努力しなければいけない事、何か得たいものがあるのであれば、それを
自分で引き寄せる努力をする事、そして自分に関わる全ての人への感謝について、
改めて認識させられた本です。
本をただ読むだけではなく、そこから得た事を実践してみる大切さも痛感しました。

幸せのある場所

幸せのある場所

  • 作者: 道端 ジェシカ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/12/01
  • メディア: 単行本




目標にあげた歴史小説ですが、まずは「のぼうの城」を読んでみました。
これからは少しずつ歴史小説にも挑戦するつもりです。
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コメント 13

プースケ

こんばんは(^_^)
歴史小説は難しそうなイメージがありますが、のぼうの
城は読みやすそうですね♪こっちへお入りも面白そうで
読んでみたいと思いました(o^^o)
by プースケ (2011-03-02 21:29) 

ゆうせい

東京散策楽しそうですね~♪
by ゆうせい (2011-03-03 11:35) 

ひまわり

プースケさん♪
「こっちへお入り」の影響もあって、その後落語を聞きに行ってきました。

ゆうせいさん♪
東京散策、結構楽しいです。
ハマってきた感じがします(笑)。

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訪問&niceありがとうございます。
by ひまわり (2011-03-03 22:42) 

オカジュン765

おはようございます。まいど訪問おおきにです。
いつもながら読書量には感服いたします。私も割りと読む方ですが、最近は単行本よりも小説雑誌(文藝春秋やyomyomなど)にもっぱら時間をとられています。
by オカジュン765 (2011-03-04 07:21) 

ひまわり

オカジュン765さん♪
私も最近はめっきり単行本を読まなくなりました。
文庫本の方が持ち運びも便利ですしね…。

alo-hadさん♪
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PylorIさん♪
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うたぞーさん♪
-micky-さん♪
訪問&niceありがとうございます。
by ひまわり (2011-03-04 19:48) 

mwainfo

ご多忙中いつもお寄りいただき有難うございます。これからのご健闘期待いたします。
by mwainfo (2011-03-04 20:36) 

moonlight

「仕事の9割は「依頼術」で決まる」気になりますね。
読んでみようと思います。

by moonlight (2011-03-05 11:38) 

beki

「冬の喝采」は「風が強く吹いている」的な内容でしょうか?
ちょっと読んでみたくなりました(^^♪
by beki (2011-03-05 15:59) 

sunset

こんばんは。
「のぼうの城」は読みました。
どちらかを一方的に悪者にしないのは
よかったですね。
映画も楽しみです。
by sunset (2011-03-05 21:13) 

ひまわり

mwainfoさん♪
こちらこそ、いつもお越しいただき感謝しております。

moonlightさん♪
依頼術って、仕事ばかりでなく役立ちそうですよ。
是非読まれてみてください。

bekiさん♪
瀬古選手が活躍した頃の箱根駅伝が描かれています。
ぜひ、読まれてみてください。

sunsetさん♪
確かにそうですね。私も映画が楽しみです。

すももさん♪
ファンページMAXさん♪
たかぼんさん♪
Extra-Lowさん♪
so-cosmonetさん♪
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mayasophiaさん♪
ほおずきさん♪
訪問&niceありがとうございます。
by ひまわり (2011-03-06 23:28) 

pica

「のぼうの城」は前から読んでみたいなと思ってました。
ためこんでる本を片付けたら、買いに行きたいと思います^^
by pica (2011-03-09 02:17) 

ひまわり

picaさん♪
エンターテーメント性もあって読みやすかったです。
ぜひ読んでみてください。

a-silkさん♪
訪問&niceありがとうございます。
by ひまわり (2011-03-09 20:23) 

ひまわり

フォトヒロさん♪
sakさん♪
訪問&niceありがとうございます。
by ひまわり (2011-04-11 19:03) 

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