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読書日記(2011年3月分) [読書日記]

3月は東日本大震災の影響や、余震・節電の影響もあり、仕事以外では
家にこもっていることも多かったのですが、読書量は思ったほど進みませんでした。
3月は合計19冊読破しました。読んだ本は下記の通りです。

2011/03/01~2011/03/02 安政五年の大脱走 五十嵐貴久さん著 幻冬舎文庫 ¥686
2011/03/01~2011/03/04 水を打つ㊤ 堂場瞬一さん著 実業之日本社文庫 ¥648
2011/03/01~2011/03/08 ダイイング・アイ 東野圭吾さん著 光文社文庫 ¥667
2011/03/01~2011/03/17 そこへ届くのは僕たちの声 小路幸也さん著 新潮文庫 ¥590
2011/03/01~2011/03/09 BONE TO RUN クリストファー・マクドゥーガルさん著 NHK出版 ¥2,000
2011/03/05~2011/03/06 水を打つ㊦ 堂場瞬一さん著 実業之日本社文庫 ¥648
2011/03/10~2011/03/10 森崎書店の日々 八木沢里志さん著 小学館文庫 ¥500
2011/03/10~2011/03/26 がんばりません 佐野洋子さん著 新潮文庫 ¥476
2011/03/17~2011/03/20 拝金 堀江貴文さん著 徳間書店 ¥1,470
2011/03/18~2011/03/22 特急便ガール! 美奈川護さん著 メディアワークス文庫 ¥590
2011/03/18~2011/03/23 田村はまだか 朝倉かすみさん著 光文社文庫 ¥571
2011/03/21~2011/03/27 東京ひとり散歩 池内紀さん著 中公新書 ¥740
2011/03/22~2011/03/23 船に乗れ!Ⅰ合奏と協奏 藤谷治さん著 ポプラ文庫ビュアフル ¥620
2011/03/24~2011/03/24 船に乗れ!Ⅱ独奏 藤谷治さん著 ポプラ文庫ビュアフル ¥650
2011/03/25~2011/03/25 船に乗れ!Ⅲ合奏協奏曲 藤谷治さん著 ポプラ文庫ビュアフル ¥620
2011/03/26~2011/03/28 ダブルプロット 岡嶋二人さん著 講談社文庫 ¥743
2011/03/26~2011/03/29 つむじ風食堂の夜 吉田篤弘さん著 ちくま文庫 ¥580
2011/03/28~2011/03/29 成金 堀江貴文さん著 徳間書店 ¥1,470
2011/03/28~2011/03/30 ワセダ三畳青春記 高野秀行さん著 集英社文庫 ¥552

上記の中でお勧めなのは以下5冊です。

❐安政五年の大脱走
歴史小説なのですが、あまり歴史小説だと思わずに読んでしまいました。
歴史でも井伊大老は有名ですが、それをエンターテイメントにするとこうなるのかと
感心しました。
仲間を大切にする気持ちや信じきる事の大切さなどを学びました。

安政五年の大脱走 (幻冬舎文庫)

安政五年の大脱走 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 五十嵐 貴久
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: 文庫



❐水を打つ㊤、㊦
オリンピックを目指す競泳選手やコーチの物語です。
それぞれの人物の心の強さと弱さだけでなく、水着問題も描かれています。
私は努力の大切さや仲間の重要性を強く感じましたし、
自分自身、ひどい態度をとる人間の本当の心をきちんと理解して、
信じきる事は出来るのか考えてしまいました。

水を打つ(上) (実業之日本社文庫)

水を打つ(上) (実業之日本社文庫)

  • 作者: 堂場 瞬一
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2010/10/05
  • メディア: 文庫



水を打つ(下) (実業之日本社文庫)

水を打つ(下) (実業之日本社文庫)

  • 作者: 堂場 瞬一
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2010/11/05
  • メディア: 文庫



❐森崎書店の日々
森崎書店の店主とその奥さん、そして店主の姪っ子が軸になる物語です。
姪っ子が仕事を辞めざるをえなくなり、結果収入もなくなるので
おじさんのお店に住む事になります。そこでくりひろげられる日常生活の中での
おじさんの姪っ子や奥さんに対しての思い、主人公である姪っ子の色々な意味での気付き等
がポイントです。

森崎書店の日々 (小学館文庫)

森崎書店の日々 (小学館文庫)

  • 作者: 八木沢 里志
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/09/07
  • メディア: 文庫



❐拝金
堀江貴文がマスコミなどにもてはやされていた時を彷彿とさせる小説です。
プロ野球の問題やフジテレビの問題だと思われる内容等も含まれています。
どこまでがフィクションでどこまでがノンフィクションなのかわかりませんが、
非常に面白く読む事が出来ました。
この後「成金」も読んだのですが、エンターテイメント性だけでなく色々考えさせられた
という意味では「拝金」をお勧めします。
自分の意志で正しいと思って行動している事が、人に操られっぱなしで
本質が見えていなかったり…、考えさせられました。

拝金

拝金

  • 作者: 堀江 貴文
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2010/06/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



なんとなく、気持ちが落ち着かない状態で本を読んでいたので、
自分自身、普段ならば本から吸収できていることも
吸収できなかったような気がします。
いつもなら、お勧めの本にしそうなものも今回お勧めに
あげていなかったりしていますので…。
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読書日記(2011年2月分) [読書日記]

私が読書記録をつけ始めたのは2005年10月からなのですが、2011年2月の4冊目に読んだ
「おちゃっぴい(宇江佐真理さん著)」が記録をつけ始めてからの累計でちょうど[1][0][0][0]冊目の
記念すべき本となりました。
「おちゃっぴい」は歴史小説初心者の私が読みやすい本だと勧めてもらったものでした。
江戸の人情、江戸っ子の心意気が感じられてよかったです。

おちゃっぴい―江戸前浮世気質 (文春文庫)

おちゃっぴい―江戸前浮世気質 (文春文庫)

  • 作者: 宇江佐 真理
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/01
  • メディア: 文庫



5年5カ月で1000冊以上読んだ事になります。
少しでも多くの本の内容が、自分の心に吸収されていれば嬉しく思います。
今までこれだけの本を読めたのは私の無形の財産だと思います。
累計1000冊は通過点ですので、これからも色々な本を読んで、
沢山の事を吸収していきたいと思います。

2011/02/01~2011/02/01 ハーモニー 伊藤計劃さん著 ハヤカワ文庫 ¥720
2011/02/01~2011/02/01 あの頃の誰か 東野圭吾さん著 光文社文庫 ¥590
2011/02/01~2011/02/03 感染爆発(パンデミック) 霧村悠康さん著 二見文庫 ¥800
2011/02/01~2011/02/02 おちゃっぴい 宇江佐真理さん著 文春文庫 ¥600
2011/02/01~2011/02/09 カフェかもめ亭 村山早紀さん著 ポプラ文庫ビュアフル ¥620
2011/02/01~2011/02/02 強毒 伊野上裕伸さん著 中公文庫 ¥686
2011/02/01~2011/02/04 津軽百年食堂 森沢明夫さん著 小学館文庫 ¥638
2011/02/02~2011/02/05 夜の桃 石田衣良さん著 新潮文庫 ¥552
2011/02/03~2011/02/16 永遠の0 百田尚樹さん著 講談社文庫 ¥876
2011/02/03~2011/02/03 Facebook世界を征するソーシャルプラットフォーム 山脇伸介さん著 
                 ソフトバンク新書 ¥730
2011/02/04~2011/02/05 たんぽぽのまもり人 海嶋怜さん著 メディアワークス文庫 ¥570
2011/02/04~2011/02/05 たった1分で人生が変わる心理学 日本博識研究所 ワニ文庫 ¥648
2011/02/06~2011/02/06 きことわ 朝吹真理子さん著 新潮社 ¥1,200
2011/02/07~2011/02/07 苦役列車 西村賢太さん著 新潮社 ¥1,200
2011/02/08~2011/02/10 月と蟹 道尾秀介さん著 文藝春秋 ¥1,400
2011/02/08~2011/02/09 ラストプレゼント 秦建日子さん著 幻冬舎文庫 ¥648
2011/02/10~2011/02/15 戦略プロフェショナル 三枝匡さん著 日経ビジネス人文庫 ¥648
2011/02/10~2011/02/10 週末鉄道紀行 西村健太郎さん著 アルファポリス文庫 ¥620
2011/02/15~2011/02/18 経営パワーの危機 三枝匡さん著 日経ビジネス人文庫 ¥743
2011/02/16~2011/02/23 D列車でいこう 阿川大樹さん著 徳間文庫 ¥629
2011/02/19~2011/02/21 やめないよ 三浦知良さん著 新潮新書 ¥740
2011/02/22~2011/02/26 自分が「たまらないほど好き」になる本 ジョージ・ウェインバーグさん著 
                 知的生きかた文庫 ¥571
2011/02/23~読書中   漂砂のうたう 木内昇さん著 集英社 ¥1,700
2011/02/23~2011/02/24 晩夏に捧ぐ 大崎梢さん著 創元推理文庫 ¥640
2011/02/23~2011/02/24 新人OL、つぶれかけの会社をまかされる 佐藤義典さん著 青春新書
                 ¥1,029
2011/02/27~2011/02/27 スイート スイーツ ショコラ ゆうきりんさん著 徳間文庫 ¥590

❐ハーモニー
この本はお勧めというよりも、非常に気になった本です。
「今までに読んだ事がない小説」というのが私の印象というか感覚です。
内容としては、21世紀の初めに起こった地球規模での大混乱や核兵器使用による
荒廃の時代を経て、それらのトラウマや反省からテクノロジーによる極度の厚生社会や
高度医療社会を作り出し、そこで生きていく人間の姿を描いています。
「人間の幸せとは何か」本当に考えさせられます。
IT技術等により、人間は死ぬ恐怖たらも解放され、苦しんだり悩んだりすることもなくなったら…。
それが本当の幸せだと思いますか…???
ちなみに、この本は伊藤計劃さんが病床で遺した最後の長編だそうです。

ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)

ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 伊藤 計劃
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/12/08
  • メディア: 文庫



❐津軽百年食堂
青森県が定めた「百年食堂」(定義:3世代、70年以上続いている大衆食堂)のお店を取材し、
それらのお店のエピソードを織り交ぜて描かれた小説です。
故郷、人と人とのつながり、仕事に対するプライドなどが散りばめられた、心あたたまる小説でした。

津軽百年食堂 (小学館文庫)

津軽百年食堂 (小学館文庫)

  • 作者: 森沢 明夫
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2011/01/06
  • メディア: 文庫



❐永遠の0
現代に生きる若者が、自分の先祖で零戦パイロットで戦死した祖父について
調べるという内容です。
主人公は、その祖父について調べる事によって自分を見つめなおし強くなっていきます。
戦争について考えさせられたとともに、自分の弱さや状況を受け入れる強さについても
考えさせられました。

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)

  • 作者: 百田 尚樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/07/15
  • メディア: 文庫



❐戦略プロフェショナル、経営パワーの危機
どちらも経営のプロである著者の経験をふんだんに盛り込んだ内容になっています。
時代が渇望する戦略的リーダーが育っていく姿が描かれています。
会社員でなくても、主人公が成長していく姿に共感や驚嘆を覚えると思います。

戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: 三枝 匡
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 文庫



経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: 三枝 匡
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 文庫



❐D列車でいこう
銀行員や元官僚であった3人の主人公が、廃線しかかったローカル鉄道を救うため
会社を立ち上げ、奮闘する物語です。
小説なので、出来事がちょっと極端だったりはしましたが、
街やローカル線に対する一途な思いや熱意、周りを巻き込む力など
色々考えさせられました。
「一途さ」や「がむしゃらさ」思いださなくては、と思いました。

D列車でいこう (徳間文庫)

D列車でいこう (徳間文庫)

  • 作者: 阿川 大樹
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2010/07/02
  • メディア: 文庫



❐新人OL、つぶれかけの会社をまかされる
タイトルの通り、つぶれそうな事業を新人OLが必死に考え改善させ立ち直るきっかけを
作る小説です。マーケティングについても勉強できます。

新人OL、つぶれかけの会社をまかされる (青春新書PLAYBOOKS)

新人OL、つぶれかけの会社をまかされる (青春新書PLAYBOOKS)

  • 作者: 佐藤義典
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2010/09/29
  • メディア: 新書



結局今月も20冊以上読みました。
仕事が忙しくなってきたので、今後どうなるかわかりませんが、
このままだと12月には年間で相当な冊数を読むことになりそうです。
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読書日記(2011年1月分) [読書日記]

今年は年始の目標にも書きましたが、読書だけではなく東京近郊の散策や
英会話の勉強なども楽しんで行きたいと思っています。
とはいえ、本を読むという事自体にも新たな目標を設定することにしました。

ここ5,6年、本を結構な冊数読んできましたが、なぜか歴史小説を敬遠していました。
学生時代、教科でも社会・歴史が好きではなかったのと、昔の独特の言い回し表現、
これらを理由にただ避けていたように思います。
でも、これだけ歴史小が注目されているのに、もったいないのではないかと思い、
チャレンジしてみる事にしました。

2011年1月に読んだ本は以下の通りです。

2011/01/01~2011/01/02 カレンダーボーイ 小路幸也さん著 ポプラ文庫 ¥680
2011/01/02~2011/01/04 冬の喝采(上) 黒木亮さん著 講談社文庫 ¥648
2011/01/02~2011/01/22 「最強のサービス」の教科書 内藤耕さん著 講談社現代文庫 ¥720
2011/01/04~2011/01/04 冬の喝采(下) 黒木亮さん著 講談社文庫 ¥600
2011/01/04~2011/01/09 太陽のあくび 有間カオルさん著 メディアワークス文庫 ¥590
2011/01/04~2011/01/04 恋愛寫真 市川拓司さん著 小学館文庫 ¥571
2011/01/04~2011/01/17 聖母 仙川環さん著 徳間文庫 ¥629
2011/01/04~2011/01/10 めたもる。 日比生典成さん著 メディアワークス文庫 ¥550
2011/01/05~2011/01/05 ハイドラの告白 柴村仁さん著 メディアワークス文庫 ¥570
2011/01/06~2011/01/08 輝く夜 百田尚樹さん著 講談社文庫 ¥476
2011/01/06~2011/01/09 鳥取砂丘の青い風 吉村達也さん著 実業之日本社文庫 ¥619
2011/01/10~2011/01/11 こっちへお入り 平安寿子さん著 祥伝社文庫 ¥619
2011/01/10~2011/01/13 仕事の9割は「依頼術」で決まる 深澤真紀さん著 双葉新書 ¥800
2011/01/13~2011/01/17 メイン・ディッシュ 北森鴻さん著 集英社文庫 ¥629
2011/01/14~2011/01/15 のぼうの城 上 和田竜さん著 小学館文庫 ¥457
2011/01/15~2011/01/16 のぼうの城 下 和田竜さん著 小学館文庫 ¥457
2011/01/16~2011/01/17 とける、とろける 唯川恵さん著 新潮文庫 ¥438
2011/01/16~2011/01/31 就活革命 辻太一朗さん著 NHK出版生活人新書 ¥700
2011/01/17~2011/01/20 PINK 柴田よしきさん著 文春文庫 ¥667
2011/01/17~2011/01/18 若さを伸ばすストレッチ 伊藤マモルさん著 平凡社新書 ¥720
2011/01/17~2011/01/19 配達あかずきん 大崎梢さん著 創元推理文庫 ¥620
2011/01/19~2011/01/24 冷ややかな肌 明野照葉さん著 中公文庫 ¥629
2011/01/19~2011/01/26 神様のパラドックス㊤ 機本伸司さん著 ハルキ文庫 ¥667
2011/01/20~2011/01/20 幸せのある場所 道端ジェシカさん著 小学館 ¥1,500
2011/01/26~2011/01/27 神様のパラドックス㊤ 機本伸司さん著 ハルキ文庫 ¥667

1月のお勧めの本は、次の通りです。

❐冬の喝采(上)(下)
マラソンや駅伝の時などに解説でテレビでみる瀬古さんが、早稲田の学生だった時代の
内容です。箱根駅伝が舞台の本なのですが、著者自体も駅伝に出ており自伝的小説と
なっています。
2011年の箱根駅伝を見ながら読んでいた事もあり、今の選手たちへの応援の気持ちも
高まりました。

冬の喝采(上) (講談社文庫)

冬の喝采(上) (講談社文庫)

  • 作者: 黒木 亮
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/12/15
  • メディア: 文庫



冬の喝采(下) (講談社文庫)

冬の喝采(下) (講談社文庫)

  • 作者: 黒木 亮
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/12/15
  • メディア: 文庫



❐鳥取砂丘の青い風
価値観の相違による離婚危機をかかえ、なおかつタイミングが悪い事に会社をリストラされてしまう
メタボな男性が主人公の物語です。
彼は電車の中でも特に各駅停車の電車にこだわりがあります。
時間が出来た事と家族に対する悩みを整理するために、各駅電車の旅をするのですが、
そこで出会った人との関わり合いや、彼が取った行動が読んでいる人の心を優しくさせる、
そんな感じの本です。

鳥取砂丘の青い風 (実業之日本社文庫)

鳥取砂丘の青い風 (実業之日本社文庫)

  • 作者: 吉村 達也
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2010/11/05
  • メディア: 文庫



❐こっちへお入り
普段が何気なく過ぎていき、こんな状況でいいのかなぁと何気なく不安に思っている
どこにでも居そうな普通のOLの物語です。
彼女は友人に誘われて、カルチャー教室の落語の発表会を聴きに行ったのを機に
落語にのめり込んでいきます。
物事の見方や考え方も、落語を学んでいる事によって変わっていきます。
彼女の落語へののめり込み方や、落語によって変わっていく視点や気持ちの変化が
共感を持てました。

こっちへお入り (祥伝社文庫)

こっちへお入り (祥伝社文庫)

  • 作者: 平 安寿子
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2010/12/09
  • メディア: 文庫



❐仕事の9割は「依頼術」で決まる
主に仕事で普段おこなっている事の棚卸になればと思い、買った本です。
「自分のためにも、他人を思いやった行動をとった方が楽」これは、その通りだと思います。
そのためのアドバイスが書かれていますが、当たり前の事だけど、でも気をつけなければと
思う事も結構あって良かったです。

仕事の9割は「依頼術」で決まる (双葉新書)

仕事の9割は「依頼術」で決まる (双葉新書)

  • 作者: 深澤 真紀
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2010/11/17
  • メディア: 新書



❐のぼうの城 上下
私が自分の意思で買った初めての歴史小説です。
映画になるだけあって、エンターテイメント性もあって非常に読みやすかったです。
でも、もともと歴史が好きな方や歴史小説が好きな方が読むと物足りなさを感じるかも
しれないとなんとなく思いました。歴史小説初心者向けの本かもしれません。
人物描写も、愛らしい人々が沢山出てきます。歴史が苦手なので若干勉強している感があり、
他の本に比べると読むのに時間がかかりましたが、今後も歴史小説を読もうと思わせて
くれたので、ありがたく思います。
また、この本の主人公に関して、主観的目線で全く書かれておらず、敵味方双方の他人目線で
書かれているのが良かったように思います。

のぼうの城 上 (小学館文庫)

のぼうの城 上 (小学館文庫)

  • 作者: 和田 竜
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/10/06
  • メディア: 文庫



のぼうの城 下 (小学館文庫)

のぼうの城 下 (小学館文庫)

  • 作者: 和田 竜
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/10/06
  • メディア: 文庫



❐PINK
阪神・淡路大震災後の神戸を舞台にした小説です。
神戸の「喪失と再生」を描いているだけでなく、そこに住んでいた人々の「喪失と再生」が
テーマになっています。
この小説の主人公は震災で愛する人を失います。そして、その後に自分にも通常では
あり得ない災難がふりかかります。
そんな主人公が愛情や依存の対象を失う「対象喪失」から「失われた対象の再発見」までを
描いているので、自分だったらどんなに苦しいのかとかどうなってしまうのか等を
考えてしまいました。

PINK (文春文庫)

PINK (文春文庫)

  • 作者: 柴田 よしき
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/09/04
  • メディア: 文庫



❐配達あかずきん
駅そばにあるビルの中にある本屋さんが舞台になった小説です。
本屋さんで起こりそうなエピソード(トラブル)などを解決していく小説です。
本好きとしては非常に読みやすい本ですし、微笑ましい気持ちで読みました。
この小説に出てくるような店員さんがいたら仲良くしたいなぁと思いました。

配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)

配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)

  • 作者: 大崎 梢
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2009/03/20
  • メディア: 文庫



❐幸せのある場所
自分で努力しなければいけない事、何か得たいものがあるのであれば、それを
自分で引き寄せる努力をする事、そして自分に関わる全ての人への感謝について、
改めて認識させられた本です。
本をただ読むだけではなく、そこから得た事を実践してみる大切さも痛感しました。

幸せのある場所

幸せのある場所

  • 作者: 道端 ジェシカ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/12/01
  • メディア: 単行本




目標にあげた歴史小説ですが、まずは「のぼうの城」を読んでみました。
これからは少しずつ歴史小説にも挑戦するつもりです。
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読書日記(2010年12月分) [読書日記]

今年最初のBLOG時に、2010年の年間読破数については報告しておりましたが、
結果としては、12月の読破数は27冊で年間257冊となりました。
12月の後半は年賀状書きや大掃除の影響もあり、読破の勢いが弱かったです。
2010年の本購入金額合計は185,730円でした。1か月で約15000円換算ですね。
2005年10月に自分自身が読書記録をつけ始めてから合計971冊読んだことになり、
もうすぐ1000冊となります。振り返ってみると凄いことですね。

では、12月分の読破状況です。

2010/12/01~2010/12/02 英語多読法 古川昭夫さん著 小学館101新書 ¥720
2010/12/01~2010/12/02 迷走人事 高杉良さん著 角川文庫 ¥667
2010/12/01~2010/12/06 水の時計 初野晴さん著 角川文庫 ¥629
2010/12/01~2010/12/06 少女達がいた街 柴田よしきさん著 角川文庫 ¥743
2010/12/01~2010/12/05 ローマ字で読むな! 船津洋さん著 フォレスト出版 ¥900
2010/12/02~2010/12/03 コンビニたそがれ堂 村山早紀さん著 ポプラ文庫ピュアフル ¥540
2010/12/03~2010/12/03 コンビニたそがれ堂軌跡の招待状 村山早紀さん著 ポプラ文庫ピュアフ ¥570
2010/12/05~2010/12/05 コンビニたそがれ堂星に願いを 村山早紀さん著 ポプラ文庫ピュアフル ¥560
2010/12/05~2010/12/08 ジョッキー 松樹剛史さん著 集英社文庫 ¥600
2010/12/05~2010/12/10 ホテルジューシー 坂木司さん著 角川文庫 ¥590
2010/12/06~2010/12/09 マジカル・ドロップス 風野潮さん著 光文社文庫 ¥552
2010/12/06~2010/12/13 チーム 堂場瞬一さん著 実業之日本社文庫 ¥686
2010/12/06~2010/12/13 壺中の天 椹野道流さん著 講談社文庫 ¥629
2010/12/06~2010/12/09 RUN RUN RUN 山下卓さん著 徳間文庫 ¥571
2010/12/13~2010/12/16 赤い指 東野圭吾さん著 講談社文庫 ¥552
2010/12/13~2010/12/15 親指の恋人 石田衣良さん著 小学館文庫 ¥571
2010/12/13~2010/12/15 明日はわが身 高杉良さん著 徳間文庫 ¥590
2010/12/14~2010/12/16 水底の森 上 柴田よしきさん著 集英社文庫 ¥667
2010/12/14~2010/12/28 残念な人の仕事の習慣 山崎将志さん著 アスコムBOOKS ¥850
2010/12/15~2010/12/15 みんなの秘密 林真理子さん著 講談社文庫 ¥514
2010/12/15~2010/12/31 埋み火 日明恩さん著 双葉文庫 ¥838
2010/12/16~2010/12/22 抹殺(病院探偵水本玲) 伊野上裕伸さん著 中公文庫 ¥667
2010/12/17~2010/12/20 水底の森 下 柴田よしきさん著 集英社文庫 ¥705
2010/12/21~2010/12/23 プシュケの涙 柴村仁 メディアワークス文庫 ¥570
2010/12/22~2010/12/26 「脳活」読書術 西田文郎 エンターブレイン ¥1,400

お勧めの本は以下の8冊です。

❐英語多読法
今後、この本に書かれていた英語多読法を実践出来るかはわかりませんが、
英語が苦手な私も英会話は身につけたいと思っているので、
自分なりの方法で勉強してみようと思わせてくれた本です。

英語多読法 (小学館101新書)

英語多読法 (小学館101新書)

  • 作者: 古川 昭夫
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/06/01
  • メディア: 新書



❐迷走人事
実際はどうなのかわかりませんが、現存のワコールの広報部門をモデルにした
小説と言われています。
とある仕事にズームをあてた小説が今私のマイブームなので、読んでいて
面白かったです。それに、女性でもバリバリ働いていて周りの人皆から頼りにされている
主人公にちょっとあこがれました。

迷走人事 (角川文庫)

迷走人事 (角川文庫)

  • 作者: 高杉 良
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/04/25
  • メディア: 文庫



❐コンビニたそがれ堂 (軌跡の招待状、星に願いを、も含む)
コンビニたそがれ堂はコンビニなのですが、お客にとっては何でも売っている、
ないものはない不思議なコンビニなんです。
それに、行きたいと思ったからといってたどり着けるのではなく、ある状況にマッチすると
夕暮れどきにたどり着けるお店なのです。
私も鳥居のそばに知らないコンビニ(たそがれ堂)のあかりを見つける事が出来たら
絶対入ります。小説のこの町に住みたい…。
人の心の強さ、弱さ、思いやり、仲間等を感じさせてくれる本です。

コンビニたそがれ堂 (ポプラ文庫ピュアフル)

コンビニたそがれ堂 (ポプラ文庫ピュアフル)

  • 作者: 村山 早紀
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2010/01
  • メディア: 文庫



コンビニたそがれ堂―奇跡の招待状 (ポプラ文庫ピュアフル)

コンビニたそがれ堂―奇跡の招待状 (ポプラ文庫ピュアフル)

  • 作者: 村山 早紀
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2010/01
  • メディア: 文庫



コンビニたそがれ堂 星に願いを (ポプラ文庫ピュアフル)

コンビニたそがれ堂 星に願いを (ポプラ文庫ピュアフル)

  • 作者: 村山 早紀
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2010/05/07
  • メディア: 文庫



❐チーム
箱根駅伝の学生選抜を描いた小説です。
学生選抜の場合、大学の伝統をタスキに託してつなぐのと違って、
自分の大学は出られないが予選会の個人のタイムがよいから個人として
大会に出られるという特殊な環境だからこその人間模様や心の葛藤を描いています。
箱根駅伝の独特の雰囲気と人間描写や心の葛藤が絶妙に描かれていて読みごたえが
ありました。

チーム (実業之日本社文庫)

チーム (実業之日本社文庫)

  • 作者: 堂場 瞬一
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2010/12/04
  • メディア: 文庫



❐残念な人の仕事の習慣
「仕事」と「遊び」のバランス感覚が必要で、そのためには「力のいれどころと力の抜きどころを
きっちりわける必要がある」という趣旨のもと書かれています。
身の回りに起こっている当たり前の事に関しても、視点を変えると捉え方や感じ方が変わるので、
そういう視点を持つべきなのだと改めて思わせる本です。

残念な人の仕事の習慣 (アスコムBOOKS)

残念な人の仕事の習慣 (アスコムBOOKS)

  • 作者: 山崎将志
  • 出版社/メーカー: アスコム
  • 発売日: 2010/09/20
  • メディア: 新書



❐「脳活」読書術
読んでいる人に対しての命令というか「やりなさい」というメッセージがちょっときつめのような
気もしますが、読書やちょっとした出来事に対してのとらえ方については、なるほどと感じる部分が
あった本です。私も著者と一緒で、何冊も同時並行で読書します。著者は3冊同時並行で読み、
なおかつその本の程度は、1冊は専門的なもの、1冊は難しくもやさしくもないもの、
1冊はイメージなどを抱きやすい簡単な本や雑誌などにするとよいと言っています。
それから、知識は吸収するだけでなく、実践しろと強く言っていました。
イメージを抱ける雑誌などもきちんと読むという視点は、最近雑誌は月1,2冊くらいしか
読んでいなかった私にとって、なるほどなぁ…でした。
右脳を使うか左脳を使うかの違いが重要のようです。

エジソン脳をつくる「脳活」読書術

エジソン脳をつくる「脳活」読書術

  • 作者: 西田 文郎
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2010/11/26
  • メディア: 単行本



2011年の目標に結びつくきっかけの本にも出合いました。
まぁ、少しは英会話の勉強をしようと思いましたので・・・。
2010年12月はその前2カ月に比べると読破の冊数は多くありませんでしたが、
1年のよい締めくくりになったと思います。

2011年は何冊読破することになるのでしょうか…♪♪
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読書日記(2010年11月後半分) [読書日記]

10月以降11月も沢山の本を読みました。
自分をリラックスさせるためだったり、自分の応援してもらうためだったり。
本って、色々な事を感じたり考えさせてくれますね。
11月後半に読んだ本は17冊でした。11月トータルだと36冊になります。
1日1冊以上読んでいますね。我ながら凄いです。

2010/11/15~2010/11/22 怒らない技術 嶋津良智さん著 フォレスト出版 ¥900
2010/11/15~2010/11/15 心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」 名越康文さん著 角川SSC新書 ¥780
2010/11/16~2010/11/16 夜診 霧村悠康さん著 静山社文庫 ¥838
2010/11/16~2010/11/15 一生折れない自信のつくり方 青木仁志さん著 アチーブメント出版 ¥1,300
2010/11/16~2010/11/18 マドンナヴェルデ 海堂尊さん著 新潮社 ¥1,500
2010/11/16~2010/11/18 人間関係のレッスン 向後善之さん著 講談社現代新書 ¥720
2010/11/16~2010/11/25 超グーグル術 斎藤幾郎さん著 ソフトバンク文庫 ¥638
2010/11/16~2010/11/28 悪の遺伝子 バーバラ・オーグレイさん著 イースト・プレス ¥1,800
2010/11/17~2010/11/24 回転木馬 柴田よしきさん著 祥伝社文庫 ¥695
2010/11/17~2010/11/21 ストレスづきあいの上手な人、下手な人 保坂隆さん著 角川oneテーマ21 ¥724
2010/11/21~2010/11/22 パズルの軌跡 機本伸司さん著 ハルキ文庫 ¥800
2010/11/21~2010/11/21 プラスマイナスゼロ 若竹七海さん著 ポプラ文庫ピュアフル ¥560
2010/11/22~2010/11/23 空の彼方 菱田愛日さん著 メディアワークス文庫 ¥570
2010/11/23~2010/11/24 空の彼方2 菱田愛日さん著 メディアワークス文庫 ¥590
2010/11/23~2010/11/25 空の彼方3 菱田愛日さん著 メディアワークス文庫 ¥650
2010/11/24~2010/11/26 指し手の顔(上)脳男 首藤瓜於さん著 講談社文庫 ¥724
2010/11/26~2010/11/28 指し手の顔(下)脳男 首藤瓜於さん著 講談社文庫 ¥724
2010/11/28~2010/11/30 あぽやん 新野剛志さん著 文春文庫 ¥667

この中でお勧めの本は下記の通りです。

❐怒らない技術
日常過ごす中で、イライラしたりムカムカしたり「怒」を感じる事が多いと感じていました。
それに職場のボスのヒステリックに関しても色々感じたり考えた部分があったので、
手にとってみて読んだ本でした。
自分のイライラなどに関する解決法というか、視点の変換法のヒントを与えてもらったように
思いますし、ヒステリックな人物に対しての感情の処理方法も学べたような気がします。

怒らない技術 (フォレスト2545新書)

怒らない技術 (フォレスト2545新書)

  • 作者: 嶋津良智
  • 出版社/メーカー: フォレスト出版
  • 発売日: 2010/07/07
  • メディア: 新書



❐心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」
ここのところ、日本全体が閉塞感の中にあると言われていますが、
自分自身がずっと閉塞感にとらわれていても仕方がないですよね。
意識や感情の視点を少し変えてみてもよいのかなと感じさせてくれた本です。

心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」  角川SSC新書

心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」 角川SSC新書

  • 作者: 名越 康文
  • 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ
  • 発売日: 2010/05/10
  • メディア: 新書



❐一生折れない自信のつくり方
自分のネガティブな考え方をポジティブに変換するヒントが書かれている本です。
なんとなくわかっているけど・・・消化させるとか自身に染み込ませる為の本だと
思います。

一生折れない自信のつくり方

一生折れない自信のつくり方

  • 作者: 青木仁志
  • 出版社/メーカー: アチーブメントシュッパン
  • 発売日: 2009/11/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



❐パズルの軌跡
策略的な体外受精によってこの世に生まれた天才児と平凡な人生を歩んだ人間の
凸凹コンビにより繰り広げられる物語で、機本伸司さん著の「神様のパズル」は
映画になりましたが、それの続編です。
天才だろうが平凡だろうが、他人には計り知れない葛藤・苦しみ・悲しみ等などが
ありますが、それぞれが悩み苦しみながらも「自分自身」というものを受け入れていく為の
過程が描かれていると思います。
ストーリー的には量子コンピューターが出てきたり人間の脳を操作してしまったり
凡人の私には…という所もあるのですが、非常に考えさせられる本です。

パズルの軌跡―穂瑞沙羅華の課外活動 (ハルキ文庫)

パズルの軌跡―穂瑞沙羅華の課外活動 (ハルキ文庫)

  • 作者: 機本 伸司
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2009/10
  • メディア: 文庫



❐空の彼方1~3
病気で太陽の光を浴びる事が出来ない女性と、その女性を愛する人の物語です。
この女性はお店を防具屋さんを営んでいるのですが、防具を買いに来る人に
必ずこの土地に帰ってくる事や帰ってきたら旅の話を報告する事などを約束させます。
待つ人、待たせる人、それぞれの強さ・愛おしさや苦悩・葛藤などに色々と考えさせられました。

空の彼方 (メディアワークス文庫)

空の彼方 (メディアワークス文庫)

  • 作者: 菱田 愛日
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2010/01/25
  • メディア: 文庫



空の彼方〈2〉 (メディアワークス文庫)

空の彼方〈2〉 (メディアワークス文庫)

  • 作者: 菱田 愛日
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2010/05/25
  • メディア: 文庫



空の彼方〈3〉 (メディアワークス文庫)

空の彼方〈3〉 (メディアワークス文庫)

  • 作者: 菱田 愛日
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2010/10/23
  • メディア: 文庫



ここのところの本の選び方ですが、最近の自分の考えや気持ちを確認する新書や
色々気付きを与えてくれそうな小説を選んでいるような気がします。
気のせいでしょうか・・・。
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読書日記(2010年11月前半分) [読書日記]

2010年11月に関しても、夏場の反動か結構な冊数を読破しました。
1か月分をまとめると結構な量になってしまうので、まずは前半分をを報告いたします。
11月1日から14日までに読み始めた本たちです。

2010/11/01~2010/11/04 ある日、アヒルバス 山本幸久さん著 実業之日本社文庫 ¥724
2010/11/02~2010/11/02 快楽革命オデパン 藤本ひとみさん著 文春文庫 ¥524
2010/11/02~2010/11/05 Loveholic 山本文緒さん著 角川文庫 ¥571
2010/11/02~2010/11/03 Rのつく日には気をつけよう 石持浅海さん著 祥伝社文庫 ¥571
2010/11/02~2010/11/11 負け組が勝つ時代 布施克彦さん著 日経プレミアムシリーズ ¥850
2010/11/02~2010/11/10 不幸になる生き方 勝間和代さん著 集英社新書 ¥720
2010/11/04~2010/11/09 ロザリアの裁き 霧村悠康さん著 二見文庫 ¥952
2010/11/05~2010/11/06 俺のコンビニ 峰月皓さん著 メディアワークス文庫 ¥550
2010/11/05~2010/11/11 小惑星探査機はやぶさ物語 的川泰宣さん著 NHK出版生活人新書 ¥740
2010/11/09~2010/11/21 淑女の休日 柴田よしきさん著 文春文庫 ¥667
2010/11/09~2010/11/10 とろけるように 伊勢佐木すなおさん著 無双舎F文庫 ¥660
2010/11/09~2010/11/13 シグナル 関口尚さん著 幻冬舎文庫 ¥648
2010/11/09~2010/11/10 沈底魚 曽根圭介さん著 講談社文庫 ¥629
2010/11/11~2010/11/13 無言の旅人 仙川環さん著 幻冬舎文庫 ¥648
2010/11/12~2010/11/12 走れ!T校バスケット部2 松崎洋さん著 幻冬舎文庫 ¥495
2010/11/13~2010/11/15 うたうひと 小路幸也さん著 祥伝社文庫 ¥619
2010/11/13~2010/11/19 35歳までに読むキャリアの教科書 渡邉正裕さん著 ちくま新書 ¥820
2010/11/13~2010/11/16 じつに体に悪い19の食習慣 南清貴さん著 ワニブックス新書 ¥760
2010/11/14~2010/11/14 笑うイグ・ノーベル賞 志村幸雄さん著 PHPサイエンスワールド新書 ¥800

前半に読み始めた本だけで19冊ありました。
自分でもすごい勢いだなぁと思います。
その中でもお勧めは、以下の6冊です。

❐ある日、アヒルバス
東京の下町を主体とした観光バス会社、バスガイドの奮闘記です。
仕事に関して、やらされ感もあるのに実は必死で、だんだんのめり込んでいく
主人公の心理および行動の描写が読んでいて心地よかったです。

ある日、アヒルバス (実業之日本社文庫)

ある日、アヒルバス (実業之日本社文庫)

  • 作者: 山本 幸久
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2010/10/05
  • メディア: 文庫



❐Rのつく日には気をつけよう
グルメミステリーという分野があるのであれば、この小説はまさにその分類に属します。
仲良し3人組にその3人の誰かに関連したもう1人(ゲスト)が入った飲み会において、
そのゲストに関連する問題を解決するストーリーが何話かつづられています。
お酒とそれに合わせた食事やおつまみに思わず納得してしまいます。

Rのつく月には気をつけよう (祥伝社文庫)

Rのつく月には気をつけよう (祥伝社文庫)

  • 作者: 石持 浅海
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2010/08/31
  • メディア: 文庫



❐俺のコンビニ
大学を卒業して間もない主人公が挫折しながら、実家の商店を引き継いでコンビニを
オープンさせる物語です。主人公や彼を取り巻くバイトの店員たちなど愛らしい登場人物達に
引き込まれました。

俺のコンビニ (メディアワークス文庫)

俺のコンビニ (メディアワークス文庫)

  • 作者: 峰月 皓
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2010/08/25
  • メディア: 文庫



❐淑女の休日
おしゃれなホテルを舞台にした小説です。特に物語の随所に女性がホテルでプチ贅沢したい
心理がスパイスとなって表現されています。
私自身、レディースプランはほとんど利用した事がないのですが、この小説を読んでいて
レディースプラン等でプチ贅沢な気分を味わいたくなりました。

淑女の休日 (文春文庫)

淑女の休日 (文春文庫)

  • 作者: 柴田 よしき
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/03/10
  • メディア: 文庫



❐走れ!T校バスケット部2
このシリーズは単行本だと既に5まで出ているようですね。
私は文庫本で読み進めているので今回シリーズの2を読みましたが、シリーズが続く限り
毎回読んでいきたいと思っている小説です。
T校バスケ部の部員たちも愛らしい人物が多いのですが、それを取り巻く人々も素敵なんです。
読みながら、T校バスケ部の青春をおすそ分けしてもらっているのかもしれませんね。

走れ!T校バスケット部 2 (幻冬舎文庫)

走れ!T校バスケット部 2 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 松崎 洋
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/09/27
  • メディア: 文庫



❐うたうひと
小路幸也さんの「東京ワゴン」シリーズをご存じの方でしたら、ぜひこの本も
読んでいただければと思います。
東京ワゴンは下町の大家族を中心にした人情物語ですが、それのミュージシャン編というか
音楽業界版といった感じです。

うたうひと (祥伝社文庫)

うたうひと (祥伝社文庫)

  • 作者: 小路 幸也
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2010/10/14
  • メディア: 文庫



お勧めしたどの小説も、自分本位というよりも周りのことを思いやったり助けあったり、
自分の弱さを受け入れつつ少しずつ強くなっていったりする内容でした。
私もこれらの小説の主人公たちのように、少しずつ努力しながら自分の弱さも受け入れつつ
成長していければなぁと思います。

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読書日記(2010年10月後半分) [読書日記]

10月はBLOGも再開しましたが、本を読める事の嬉しさから相当の冊数を読んでしまいました。
前回の記事で紹介したように、前半だけでも20冊読んでいたのですが、
15日以降でも17冊読んでいます。計算すると1日1冊以上読んでいる事になりますね。
自分で行なったことながら、さすがに読みすぎな気もします…。

2010/10/15~2010/10/17  黒い研究室 霧村悠康さん著 二見文庫 ¥952
2010/10/16~2010/10/16  探偵ザンティピーの休暇 小路幸也さん著 幻冬舎文庫 ¥533
2010/10/17~2010/10/21  いつもの朝に 上 今邑彩さん著 集英社文庫 ¥629
2010/10/21~2010/10/21  いつもの朝に 下 今邑彩さん著 集英社文庫 ¥648
2010/10/21~2010/10/22  あじさい日記 上 渡辺淳一v 講談社文庫 ¥552
2010/10/21~2010/10/21  プロトコル 平山瑞穂さん著 実業之日本社文庫 ¥619
2010/10/21~2010/10/25  教授室 霧村悠康さん著 静山社文庫 ¥838
2010/10/21~2010/10/??  ししゃも 仙川環さん著 祥伝社文庫 ¥619
2010/10/21~2010/10/23  電子書籍の時代は本当にくるのか 歌田明弘さん著 ちくま新書 ¥820
2010/10/21~2010/10/??  世界は分けてもわからない 福岡伸一さん著 講談社現代新書 ¥780
2010/10/22~2010/10/24  あじさい日記 下 渡辺淳一さん著 講談社文庫 ¥552
2010/10/22~2010/10/22  神様のカルテ2 夏川草介さん著 小学館 ¥1,400
2010/10/24~2010/10/25  快楽の効用-嗜好品をめぐるあれこれ- 雑賀恵子さん著 ちくま新書 ¥780
2010/10/24~2010/10/29  黄金の野辺に唄う あさのあつこさん著 小学館文庫 ¥533
2010/10/25~2010/10/25  レインツリーの国 有川浩さん著 新潮文庫 ¥400
2010/10/26~2010/10/26  白銀ジャック 東野圭吾さん著 実業之日本社文庫 ¥648
2010/10/29~2010/10/31  きみはジョッキー 松樹剛史さん著 ポプラ文庫ピュアフル ¥600

10月後半でお勧めの本は6冊です。

❐黒い研究室/教授室
医師が書いたミステリーだと一番有名なのは海堂尊さんなのかもしれませんが、
霧村氏の本も非常に楽しめます。海堂氏の本を読んでいる方なら楽しめるかも
しれません。

黒い研究室 (二見文庫 キ 6-4 ザ・ミステリ・コレクション)

黒い研究室 (二見文庫 キ 6-4 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 作者: 霧村 悠康
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2009/06/25
  • メディア: 文庫



教授室 黒いカルテ (静山社文庫)

教授室 黒いカルテ (静山社文庫)

  • 作者: 霧村 悠康
  • 出版社/メーカー: 静山社
  • 発売日: 2010/05/07
  • メディア: 文庫



❐いつもの朝に 上・下
大筋で描かれているには中学生の兄弟愛なのですが、この小説の中には色々な問題が
重なり合って描かれています。
家族を殺した犯人の子供を育てることとなる母親、ひょんな事からその事実を知ってしまう兄弟…。
自分は何なのか・・・、自分や周りの環境や宿命を受け入れる事など
とにかく考えさせられる本です。

いつもの朝に (上) (いつもの朝に) (集英社文庫)

いつもの朝に (上) (いつもの朝に) (集英社文庫)

  • 作者: 今邑 彩
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/03/19
  • メディア: 文庫



いつもの朝に (下) (いつもの朝に) (集英社文庫)

いつもの朝に (下) (いつもの朝に) (集英社文庫)

  • 作者: 今邑 彩
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/03/19
  • メディア: 文庫



❐神様のカルテ2
主人公の医師と奥さんのつながり、そして周りの方たちとの人間関係が絶妙に描かれています。
この小説も現役の医師が書かれているのですが、霧村氏のものとはタイプが全然違います。
この本を読む際にはぜひ1から読んでいただきたいです。
私は読んでいて後半で2回涙が出てきてしまいました。

神様のカルテ 2

神様のカルテ 2

  • 作者: 夏川 草介
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/09/28
  • メディア: 単行本



❐レインツリーの国
とある本の感想を共有したいという気持ちがインターネット上で同年代の男女を出会わせます。
私も結構本を読みますので、可能性としてはあまり現実的ではありませんが、
なんかほんわか気分になりました。
この小説はある事故で感音声聴覚障害になってしまった女性と学生時代に父親を亡くしながら
今は頑張って社会人になって仕事をしている2人の物語です。
2人の心・気持ちの動きがとても良かったです。

レインツリーの国 (新潮文庫 あ 62-1)

レインツリーの国 (新潮文庫 あ 62-1)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/06/27
  • メディア: 文庫



10月に30冊以上読んだおかげもあり、年間読破数200を超える事が出来そうです。
年末には読んだ本の内容も蓄積した上に、読破数的にも達成感を味わえそうで楽しみです。
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読書日記(2010年10月前半分) [読書日記]

まだ10月以降の読書日記をお伝えしていなかったので報告します。
10月に関しては体調がドンドン良くなっていき、読書できる事の喜びを更に
感じることとなりました。めまいの違和感もほとんど感じる事がなくなったので
以前にもまして読書量が増加しました。
前半だけで20冊も読書してしまったので、10月分は前・後半に分けて報告します。

2010/10/03~2010/10/03   脳を丸裸にする質問力 増田剛己さん著 アスキー新書 ¥743
2010/10/03~2010/10/04   あやまち 沢村凛さん著 講談社文庫 ¥629
2010/10/03~2010/10/11   ほえる遺伝子 霧村悠康さん著 静山社文庫 ¥743
2010/10/04~2010/10/05   節約の王道 林望さん著 日経プレミアシリーズ ¥780
2010/10/04~2010/10/05   天使の代理人(上) 山田宗樹さん著 幻冬舎文庫 ¥571
2010/10/04~2010/10/05   星に願いを 林真理子さん著 講談社文庫 ¥552
2010/10/05~2010/10/06   天使の代理人(下) 山田宗樹さん著 幻冬舎文庫 ¥571
2010/10/05~2010/10/07   ハッピーエンドにさよならを 歌野晶午さん著 角川文庫 ¥590
2010/10/05~2010/10/09   シアター 有川浩さん著 メディアワークス文庫 ¥610
2010/10/06~2010/10/09   暁天の星 椹野道流さん著 講談社文庫 ¥629
2010/10/07~2010/10/08   新書がベスト 小飼弾さん著 ベスト新書 ¥743
2010/10/07~読書(格闘)中  ナンプレPRIME200(難問) 川崎光徳さん著 成美堂出版 ¥600
2010/10/10~2010/10/10   また会う日まで 柴崎友香さん著 河出文庫 ¥530
2010/10/10~2010/10/15   朝顔はまだ咲かない 柴田よしきさん著 創元推理文庫 ¥700
2010/10/10~2010/10/12   さよなら妖精 米澤穂信さん著 創元推理文庫 ¥743
2010/10/10~2010/10/13   正義のミカタ 本多孝好さん著 集英社文庫 ¥714
2010/10/10~2010/10/11   iPadで教育が変わる 矢野耕平さん著 マイコミ新書 ¥780
2010/10/12~2010/10/13   RELAX HACKS 小山龍介さん+小室淑恵さん著 マガジンハウス ¥1,400
2010/10/13~2010/10/13   ぼくとひかりの園庭で 石田衣良さん著 徳間文庫 ¥533
2010/10/14~2010/10/14   iPadでつくる「究極の電子書斎」 皆神龍太郎さん著 講談社+α新書 ¥838

10月全般に読んだ本の中でのお勧めの本は以下5冊です。

❐ほえる遺伝子
霧村さんの小説は現役の医師が書かれているだけあって、医療現場の描き方が
その現場を知らない人に比べてうまいと感じます。かといってノンフィクションではなく
完全なフィクションとして楽しめますし…。

吼える遺伝子 (静山社文庫)

吼える遺伝子 (静山社文庫)

  • 作者: 霧村 悠康
  • 出版社/メーカー: 静山社
  • 発売日: 2009/10/06
  • メディア: 文庫



❐シアター
劇団の内情やそれを取り巻く環境を兄弟愛?を中心に描いた作品です。
好きなものにのめりこむことの羨ましさと、経済観念のありすぎ人間となさすぎ人間の
絶妙な絡み合いが楽しかったです。でも根底にあるのは人情・友情・兄弟愛です。

シアター! (メディアワークス文庫)

シアター! (メディアワークス文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2009/12/16
  • メディア: 文庫



❐暁天の星
法医学の世界を大学院生の目線から描いた小説です。
この作品のシリーズは以前から読んでいたのですが、肝心の主人公が大学院に入る場面が
描かれているシリーズを読んでいなかった事に気づき読んだ本です。
仕事との挌闘や幼馴染との友情など読んでいて考えさせられました。

暁天の星 鬼籍通覧 (講談社文庫)

暁天の星 鬼籍通覧 (講談社文庫)

  • 作者: 椹野 道流
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/07/15
  • メディア: 文庫



❐新書がベスト
今までも新書は読んでいたのですが、この本を読んでいて、より積極的に新書を読んでみようと
思わせてくれた本です。読書好きで新書も少しでも読む方にはホントお勧めです。

新書がベスト (ベスト新書)

新書がベスト (ベスト新書)

  • 作者: 小飼 弾
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2010/06/09
  • メディア: 新書



❐正義のミカタ
正義とは何か強さとはなにかホントに考えさせられる本で、なおかつ
自分の考えや環境そして個性を受け入れる事の重要性を感じる本です。
小説ですが「自分を受け入れる」という事について考えていたり悩んでいたりする人は
是非読んでみてください。

正義のミカタ (集英社文庫)

正義のミカタ (集英社文庫)

  • 作者: 本多 孝好
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/06/25
  • メディア: 文庫



本の内容も重要ですが、10月に関しては沢山の本を読書出来た事の喜びの方が大きかったです。
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読書日記(2010年9月分) [読書日記]

9月に入ってから、いつも通りに読書してみる事にしました。
1ヶ月続けてみて、めまいなど大丈夫なようならばBLOGも
再開しようと思っていました。
9月のはじめは、今までとは違う目の疲れなどを感じていましたが、
後半になるにつれ、めまいを全く感じなかったわけではないのですが、
健康であった以前の状態に近づいていると思えました。
だから、BLOG再開したんですけどね(笑)。
9月は本を読める事が嬉しくて、めまいを感じたりしていた時もあるのですが、
結構な冊数を読んでしまいました。
めまいの症状を治すためには決していい事ではなかったのかもしれませんが、
本を読めないストレスがなくなったので、よかったのではないかと思っています。

2010/09/01~2010/09/01 ひなた 吉田修一さん著 講談社文庫 ¥514
2010/09/01~2010/09/05 走ることについて語るときに僕の語ること 村上春樹さん著 
                 文春文庫 ¥514
2010/09/01~2010/09/24 葬式は、要らない 島田裕巳さん著 幻冬舎新書 ¥740
2010/09/02~2010/09/03 スマッシュ×スマッシュ 松崎洋さん著 徳間文庫 ¥533
2010/09/06~2010/09/07 不祥事 池井戸潤さん著 講談社文庫 ¥695
2010/09/08~2010/09/09 阪急電車 有川浩さん著 幻冬舎文庫 ¥560
2010/09/10~2010/09/10 やってられない月曜日 柴田よしきさん著 新潮文庫 ¥476
2010/09/10~2010/09/17 ルームメイト 今邑彩さん著 中公文庫 ¥781
2010/09/11~2010/09/12 REVERSE リバース 石田衣良さん著 中公文庫 ¥590
2010/09/12~2010/09/14 パイロットフィッシュ 大崎善生さん著 角川文庫 ¥476
2010/09/13~2010/09/14 レーシング少女 郁子匠さん著 ポプラ文庫ビュアフル ¥620
2010/09/18~2010/09/22 永遠のとなり 白石一文さん著 文春文庫 ¥495
2010/09/18~2010/09/23 40歳からの時間術 清水克彦さん著 PHP文庫 ¥514
2010/09/19~2010/09/20 6時間後に君は死ぬ 高野和明さん著 講談社文庫 ¥676
2010/09/20~2010/09/26 タイム・ラッシュ 神永学さん著 新潮文庫 ¥552
2010/09/20~2010/09/27 ボトルネック 米澤穂信さん著 新潮文庫 ¥476
2010/09/20~2010/09/21 契約 明野照葉さん著 講談社文庫 ¥619
2010/09/26~2010/09/26 平成23年度土星人の運命 細木数子さん著 ワニ文庫 ¥552
2010/09/27~2010/09/27 ハピネス 嶽本野ばらさん著 小学館文庫 ¥457
2010/09/28~2010/10/02 夜明けの街で 東野圭吾さん著 角川文庫 ¥629

9月に読破した本の中でのお勧めは以下の5冊です。

❐スマッシュ×スマッシュ 
主人公の葛藤やヒトとのかかわり合いや考え方等、とても身につまされましたし、
考えさせられました。

スマッシュ×スマッシュ! (Edge)

スマッシュ×スマッシュ! (Edge)

  • 作者: 松崎洋
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2008/10/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



❐阪急電車
本当に短い区間の電車での出来事を描いた小説です。
なにげない日常のヒトとのかかわり合いや気付きについて考えさせられました。
この物語は映画になるようですが、どのようにヒトとヒトが絡み合い感じ合って
いくのか楽しみです。

阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/08/05
  • メディア: 文庫



❐ルームメイト
多重人格と多重人格が絡み合う小説です。読み始めた時の想像をはるかに超える内容でした、
多重人格の物語ですが、自分の内面についても考えさせられました。
私の中にも色々なパターンがある様な気がして…。

ルームメイト (中公文庫)

ルームメイト (中公文庫)

  • 作者: 今邑 彩
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 文庫



❐レーシング少女
何かに死に物狂いで必死になる、熱中する事の素晴らしさを感じさせてもらえた
本です。

レーシング少女 (ポプラ文庫ピュアフル)

レーシング少女 (ポプラ文庫ピュアフル)

  • 作者: 郁子匠
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2010/09/07
  • メディア: 文庫



❐ハピネス
ヒトを好きになる事、そして死と向かいあう事…。
純愛小説ですが、泣ける本でした。

ハピネス (小学館文庫)

ハピネス (小学館文庫)

  • 作者: 嶽本 野ばら
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/07/06
  • メディア: 文庫



やっと、いつも通りの読書を再開できました。
7・8月の事もあるので難しいかもしれませんが、
年間200冊読破に向けて残り3カ月読書を楽しみたいと思います。
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読書日記(2010年7月&8月分) [読書日記]

BLOGをお休みしている間の7月~8月の半ばにかけては、
知人から借りていた本など、ほんの数冊しか読む事が出来ませんでした。
でも、8月半ば過ぎからはリハビリ&気分転換をかねて
BLOGより先に、まず読書を再開しました。
リハビリということもあり、読破した冊数は少ないですね…。

2010/07/01~2010/07/06 医学生 南木佳士さん著 文春文庫 ¥476
2010/07/07~2010/08/19 世界で一番淋しい遊園地 西田俊也さん著 角川文庫 ¥590
2010/07/25~2010/07/25 乙女の密告 赤染晶子さん著 新潮社 ¥1,260
2010/08/01~2010/08/15 小さなおうち 中島京子さん著 文藝春秋 ¥1,581
2010/08/15~2010/08/18 枕女優 新堂冬樹さん著 河出文庫 ¥550
2010/08/19~2010/08/22 夏から夏へ 佐藤多佳子さん著 集英社文庫 ¥514
2010/08/20~2010/08/30 アフターダーク 村上春樹さん著 講談社文庫 ¥514
2010/08/22~2010/08/29 5年3組リョウタ組 石田衣良さん著 角川文庫 ¥704
2010/08/22~2010/08/22 はじめまして、本棚荘 紺野キリフキさん著 MF文庫 ¥552
2010/08/24~2010/08/29 ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊さん著 宝島社文庫 ¥552
2010/08/30~2010/09/05 インシテイル 米澤穂信さん著 文春文庫 ¥686

この中でお勧めの本は3冊です。

❐5年3組リョウタ組
人情を感じる物語でした。いまどきの先生と生徒…。
でも、大人とか子供とかでは区別出来ない人間関係…。
色々な事を考えさせられました。

5年3組リョウタ組 (角川文庫)

5年3組リョウタ組 (角川文庫)

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/06/23
  • メディア: 文庫



❐ジェネラル・ルージュの伝説
海堂尊さんの本を結構読んでいる方はぜひ頭の整理の為にも
一読されて下さい。

ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9)

ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9)

  • 作者: 海堂 尊
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2010/06/04
  • メディア: 文庫



❐インシテイル
他人の評価、内なる自分との戦い、客観的視野・・・。
色々な要素が絡み合っていて非常に楽しめた本です。

インシテミル (文春文庫)

インシテミル (文春文庫)

  • 作者: 米澤 穂信
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/06/10
  • メディア: 文庫



8月末に改めて感じた事があります。
健康って大事[exclamation×2]
当たり前と思っている事は、健康あってこそだ[exclamation×2]
という事です。

体調を崩す前、読書は完全に生活の一部でした。
つまり、当たり前の行動だったのです。
ヒトによってはたいした病気ではないと言われるかもしれませんが、
メニエールによって、色々感じたり気付きを得られたかもしれません。
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